TFロゴ
サンプルトップページに戻る
←サンプルページのトップへ戻る
<毎週水曜日掲載>

その127 大阪杯 編

 

− 大阪杯 −

 ◎サンライズペガサスが素晴らしいレースを見せた。ペースは平均よりやや遅い程度だったが、4、5番手で完全に折り合い、4角では持ったまま。他馬とは手応えが違った。直線も余裕十分で勝利。二度の屈腱炎を克服し、この馬をここまで立て直した関係者には、改めて敬意を払いたい。

 逆に不甲斐ないのが○アドマイヤグルーヴである。馬体重プラス22キロには目を疑ったが、直線では昨秋の同馬とはまるで別馬のフットワーク。57キロや休み明けなど不利もあったが、それだけでなく明らかなひと叩きという競馬だったのは残念だ。

 △ハーツクライは2着。馬体重も戻り、精彩を欠いた昨秋のレースに比べると、明らかにレースぶりが変わった。指数的にはダービーと同じ。ここまで復調してくれば、今春は楽しめそうである。

 「危険な人気馬」に指名したメガスターダムは、 やはり上位馬との能力差を露呈する形となった。この馬に関していえば、まだまだ全盛期の力を取り戻しているとは言えない。しかし、なにしろ2年以上の休養 を経て、コンスタントに使えるまでに回復してきた馬。今後、さらなる成長があれば、どこかで大仕事をする可能性は十分あろう。


− ダービー卿CT −

 ダイワメジャーの強さには 舌を巻いた。皐月賞制覇後はまったく精彩を欠いており、おまけにノド鳴りで手術後という今回の競馬。常識的には全く不要と判断してしまったが、いまの医療 技術が凄いのか、この馬自身が完全に立ち直ったのか。ともかく、昨秋とは馬が違う楽勝劇だった。こうなれば、当然今後が楽しみになる。血統的にも長いとこ ろよりマイルが向きそうで、安田記念あたりを目指してほしいものである。

 7歳以上の高齢馬は3着までとの予言通り、△トレジャーが3着。△エルカミーノ4着、△ナリタダイドウ7着とはよく頑張ったと称えたい。

 しかし、肝心の◎ミッドタウンが11着、○フジサイレンス8着、▲マイネルソロモン5着では話にならない。◎○両馬に乗った若手騎手はかなり気を遣って走っていた印象で、結局2頭とも外を回って大きな距離ロスがあったのは残念である。もちろん、それは込みで印を付けているのだから、だからといって言い訳にはならないのだが。



サンライズペガサスは素晴らしい能力を発揮。天皇賞・春はやや長いかもしれないが、宝塚記念や秋の天皇賞あたりでも期待できそうだ。
次走期待はまずハーツクライ。次にアドマイヤグルーヴ。
ダイワメジャーは高い能力を示す。今後マイル路線ならかなり頑張りそう。

メンバーページでは、2002年11月の菊花賞から毎週水曜日更新のコラムがご覧いただけます。
また、2005年10月の秋華賞からは予想等に役立ちますよう、レース名、馬名にデータベースへのリンクを付けました。


筆者プロフィール

市丸博司 (いちまる ひろし)
昭和34年佐賀県嬉野町生まれ。
「パソコン競馬ライター」としてパソコン競馬の創生期から活躍。今やこの道の“大御所”的な存在である。
 著書に「TARGET THE ワイド」(共著・KKベストセラーズ)、「1日36レース馬券必勝法」(ラジオたんぱ)、「競馬ファンならパソコンがすぐできる」(廣済堂出版)、「種牡馬 回収率/データマニア」(情報センター出版局)など多数。
 また、「夕刊フジ」(土曜の関東版及び日曜の全国版)、「競馬最強の法則」にコラムを連載中。テレビでは、スカイパーフェクTV!・フジテレビ739の「競馬予想TV!」、グリーンチャンネル「明日のレース分析」にも出演している。
【市丸博司のパソコン競馬ニュース】 http://www.layered.co.jp



インターチャネル 競馬ブック 競馬道OnLine