◎サンライズペガサスが素晴らしいレースを見せた。ペースは平均よりやや遅い程度だったが、4、5番手で完全に折り合い、4角では持ったまま。他馬とは手応えが違った。直線も余裕十分で勝利。二度の屈腱炎を克服し、この馬をここまで立て直した関係者には、改めて敬意を払いたい。
逆に不甲斐ないのが○アドマイヤグルーヴである。馬体重プラス22キロには目を疑ったが、直線では昨秋の同馬とはまるで別馬のフットワーク。57キロや休み明けなど不利もあったが、それだけでなく明らかなひと叩きという競馬だったのは残念だ。
△ハーツクライは2着。馬体重も戻り、精彩を欠いた昨秋のレースに比べると、明らかにレースぶりが変わった。指数的にはダービーと同じ。ここまで復調してくれば、今春は楽しめそうである。
「危険な人気馬」に指名したメガスターダムは、 やはり上位馬との能力差を露呈する形となった。この馬に関していえば、まだまだ全盛期の力を取り戻しているとは言えない。しかし、なにしろ2年以上の休養 を経て、コンスタントに使えるまでに回復してきた馬。今後、さらなる成長があれば、どこかで大仕事をする可能性は十分あろう。
ダイワメジャーの強さには 舌を巻いた。皐月賞制覇後はまったく精彩を欠いており、おまけにノド鳴りで手術後という今回の競馬。常識的には全く不要と判断してしまったが、いまの医療 技術が凄いのか、この馬自身が完全に立ち直ったのか。ともかく、昨秋とは馬が違う楽勝劇だった。こうなれば、当然今後が楽しみになる。血統的にも長いとこ ろよりマイルが向きそうで、安田記念あたりを目指してほしいものである。
7歳以上の高齢馬は3着までとの予言通り、△トレジャーが3着。△エルカミーノ4着、△ナリタダイドウ7着とはよく頑張ったと称えたい。
しかし、肝心の◎ミッドタウンが11着、○フジサイレンス8着、▲マイネルソロモン5着では話にならない。◎○両馬に乗った若手騎手はかなり気を遣って走っていた印象で、結局2頭とも外を回って大きな距離ロスがあったのは残念である。もちろん、それは込みで印を付けているのだから、だからといって言い訳にはならないのだが。
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